院長柴田 あずさ
2018年、自治医科大学附属さいたま医療センターにて研修修了。同大学附属病院不妊治療生殖医学センターや足利赤十字病院産婦人科での勤務を経て、同大学附属さいたま医療センター勤務。父が開業していた産婦人科医院の法人を継ぐ形で、2023年5月に渋谷駅前に開院。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。
自覚症状のない人も、若い世代も
定期的な検診で子宮頸がんの早期発見を
当院は子宮頸がんの検診と早期発見に力を入れて取り組んでおり、2024年4月より渋谷区の検診実施指定医療機関に登録しています。子宮頸がんは、近年日本で罹患率・死亡率ともに増加し続けているがんです。特に20〜30歳台の若い世代で患者が急増しており、その背景には、ワクチン接種率および検診受診率の低さがあるといわれています。
子宮頸がんは性交渉経験のある女性なら誰でもかかる可能性があります。仕事も人生もこれからという若い女性が、発症により夢を断たれるケースも少なくありません。初期は自覚症状もほとんどなく、自分で気づくことは難しいため、早期発見のためには定期的に検診を受けることがとても大切です。
より多くの方に気軽に検診を受けていただけるよう、当院では予約から決済までオンラインで完結するアプリを導入するなど、スムーズな受診環境を整えています。忙しい方や、受診に抵抗がある方には、自宅でできる自己採取検査キットの郵送にも対応いたします。定期的な検診と早期治療で、子宮頸がんの撲滅をめざしていきましょう。
渋谷区の
検診実施指定医療機関です
20歳以上の渋谷区民の方は、クーポンで子宮頸がん検診を受けられます。若い方も油断せず、積極的に受診しましょう。
2年に1回の検診を
推奨
子宮頸がんの初期は自覚症状がほとんどありません。20歳を過ぎたら2年に1回は検診を受けることが推奨されます。
早期発見が
大切です
子宮頸がんはワクチンと検診で予防が見込めるがんです。ピル服用中の方はリスクがわずかに上がるため、定期検診を受けましょう。
自己採取キットも
用意
通院の時間が取れない方、検査に抵抗のある方のために、ご自宅で手軽に検査を行うことができるキットもご用意しています。
STEP 1:予約/来院
完全予約制ですので、まずは検査の日時をご予約ください。当院では診療アプリを導入しており、予約から受付、決済まで一括してオンラインで行っていただけます。お名前と生年月日、保険証やクレジットカードなどの情報をアプリに登録した後、簡単なウェブ問診にご回答いただければ準備完了。検査当日はクーポン券と保険証をご持参の上ご来院ください。
STEP 2:問診
問診では、直前の月経開始日と日数、月経の周期や様子を伺いますので、月経周期のメモなどがあればご用意ください。また妊娠・出産経験の有無や検診の受診履歴、何らかの自覚症状があるか、子宮頸がんやCIN(がんの前段階)での通院歴などについても確認させていただきます。検査の内容についてもご説明いたしますので、気になることがあればお尋ねください。
STEP 3:診察/検査
内診台に上がっていただいた後、クスコ(腟鏡)という器具を使って、子宮頸部を確認します。下着やストッキングはすべて脱いでいただきますので、ゆったりしたスカートなどの服装がお勧めです。子宮の入り口をやわらかいブラシを使ってこすり、細胞を採取します。こすることにより、出血混じりのおりものが数日続くことがありますが、心配ありません。
STEP 4:検査結果
検査結果は、「精密検査不要」もしくは「要精密検査」のどちらか一方です。精密検査不要の場合は、ご自宅に結果が郵送されます。要精密検査の場合には、当院より直接お電話、またはショートメールにてご連絡いたします。要精密検査の結果が出ても、必ずしもがんとは限りません。あまり心配しすぎず、早めにご来院の上精密検査をお受けください。
医療法人木村会 Mieruレディースクリニック
JR山手線 渋谷駅A6c出口から歩いて約8分
【医療情報取得加算、医療DX推進体制整備加算】
当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認を行う体制を整備しております。オンライン資格確認により必要な診療情報・薬剤情報等を取得し、医師が診察室等で確認し、その情報を活用して診療を行っています。医療 DXを通じて質の高い医療の提供に努めています。